日常生活に支障があると言い切るほどではないけど、気になるし、なんだかずっと心の中にあって気が重くなる症状なんですよねー。
先日、クミンの健康効果をサーチしていたらなんとクミンに過敏性腸症候群(IBS)を改善する効果があるらしいことを発見しました!のでここにご紹介します。IBSは決定的に病気!という感じでもないけど、長期にわたってじわじわと気持ちを落ち込ませる症状です(経験者です)。
まずはお医者様にかかるのが大事ですが、日常飲んでいるコーヒーなどをクミンウォーターに変えてみて様子を見てみるのもよいかもしれないですよ!
※科学的エビデンスもご紹介していますが、医薬効果には至っていませんので健康食品としてお楽しみください。
過敏性腸症候群(IBS)はつらいよ
なんだかお腹が低空飛行。数か月にもわたって便秘と軟便、じんわりとした痛み(激痛ではない)や膨満感など不快感が続くとか。
または、仕事などでちょっとストレスがかかるとお腹を下してしまう…とか。わたしも以前ありましたが、仕事中にもお腹が張ったりと結構困りました。
診断は「過敏性腸症候群」。これは腸の病気というより、緊張や不安を感じる何かしらのストレスによって、腸の働きが悪くなって起こる心身症の一つといわれてるそうです。
決定的な病気ではないけど、じんわりと気持ちを落とすんですよね‥‥。
クミンのクミナールが効く!?
クミンはカレーの香りの要になるスパイシーな香りが魅力のスパイス。
あの特有なスパイシーで苦味もある土っぽい香りはクミンアルデヒド(クミナール)という有機成分によるもの。クミン全体の精油成分の30%~60%ほどを占めます。
クミンアルデヒドがIBSの症状を改善する働きがありそうです!
あるクミンの精油がIBSからくる胃の痛みや膨満感、吐き気などの症状を改善したという研究結果が報告されました。
57人が参加した実験ではクミン精油を2週間とったところ、腹痛、下痢、お腹の張り、不安定な便意などのIBSの症状が改善したそうです!(実験では便の質も確認していて、質の向上もあったそうです)
参考)NCBI
IBSの症状として消化不良もありますが、クミンは肝臓の胆汁の分泌を促して消化を良くする作用もあることが期待されています。
クミンどうつかう?
ホールタイプのクミンシードは、常備しておくと料理のレパートリーも広がります。ジャガイモだけじゃなく長芋とも対象がよいですし、
ヨーグルトに合わせればエスニックなドレッシングになります。
クミンは伝統的には健胃生薬として利用されていて、消化がいいからかダイエットにもよいとかでインドやネパールではジーラ(クミン)ウォーターといって、クミンを煮出したお茶を毎日飲むて痩せる!と言われています。
同じお茶でもIBSに良いかも。
まとめ
スパイスの世界にはまるとクミンは日常的に使うことになります(笑)そう考えるとスパイスどっぷりになってからは、IBSになってないかもな~。
それでは、また!