ブログご訪問、ありがとうございます。スパイス香子です。
ネパール人の夫と暮らすようになり日常的にスパイス料理を作り、食べる用になって健康度がアップしたわたし。実際調べてみるとスパイスはいろいろな効能を秘めていることがわかりました!そこでブログでご紹介しています。今回はちょっと大人のテーマです…!
フェヌグリークは、インドやその周辺国ではとても身近なスパイスのひとつで、料理にコクを出すので、野菜料理によく使われます。香は甘くメープルシロップの香りづけに使われます。そんなフェヌグリークは年とともに減退する男性ホルモンを改善し、性欲強化に一役買いそうですよ!
20代後半から性欲がなくなる男性が多い!?
「性欲が落ちてて悩んでいます」と聞いたら、そのヒトの年代ってどのくらいだと想像します? なんとなく50代と予想しませんか?
ところが、最近はどうやら違うみたいです。
2020年1月にWEBアンケートの形式で調査が行われました。対象は18歳~39歳の日本人男性で765人。調査内容は性生活に関する不安や満足度。
性生活はプライベートな部分なので対面ではなくWebアンケートで回答率を上げたそうです。
その結果、46%もの人が性欲減退に悩んでいると回答したそうです。
驚きませんか?!
30代後半ならまだしも、20代なんて性欲を持て余している人が多いくらいでは?と思ったんですが、なんと!260人もの男性が性欲の減退に悩んでいるという結果になったんです。
さらに驚くのは、なんと、20代後半から性欲の衰えに悩み始める男性が一気に増加しているそうです。
そんな最近の傾向を背景に作られた「テストコアNO3」というサプリがあります。
男性向けのセクシャルウェルネスサプリ、つまり性欲強化を目的としたサプリですが、ターゲットが20~40代とされました。
かつては精力剤といえば50代以降などのおじさん向けが定番だったのに…。
このサプリは男性機能の維持に必須の「テストステロン」増強作用が期待されます。「テストステロン」は、30歳を過ぎると一歳年を取るごとに1%くらいずつ低下していく男性ホルモンです。
男性ホルモン「テストフェン」を増やす?フェヌグリーク
健全な性欲を維持するためには必要なテストステロンの量を改善すると考えられる成分に「テストフェン」というものがあります。先のサプリ「テストコアNO3」の主成分がこれ。
2009年にオーストラリアで行われたテストフェンについての実験では、21歳から50歳までの60人の男性を2つのグループに分けました。一つのグループは6週間にわたってテストフェンを摂取、もう一つのグループは偽薬を摂取しました。
するとテストフェンを摂取したグループでは、性欲やオーガニズムなど、また性行為の頻度などが改善しがそうです。
ということで、テストフェンは男性のセックスライフに効果あり!というところですが、このテストフェンは、スパイスの「フェヌグリーク」の精油成分なんです!
抽出されたテストフェンでなく、フェヌグリーク自体を用いた実験もあります。精力アップ効果が確認されていますよ!
- 2010年の実感では、49人の男性が8週間の間、毎日500㎎のフェヌグリークサプリメントを摂取したことで、テストステロンの値が改善したそうです。結果、明らかに精力が改善したといえる結果が得られました。
- 2016年の実験では43歳から75歳までの中高年を対象に行われました。120人の被験者は4か月にわたって毎日600㎎のフェヌグリークのサプリメントを取ったところ、テストロステロン値が改善していたそうです。
- 2017年には500㎎のフェヌグリークサプリを、プロトジオシンという植物由来の性的欲求効果の期待される成分とともに3か月にわたって毎日摂取したところ、50人の被験者の90%がテストロステロン値の改善(最高で46%まで!)が報告されています。
ただし、実験の結果からはフェヌグリークの性欲増強の効果は限定的とされています。とはいえ、一定の効果が報告されていますから、性欲低下にお悩みの方がいれば食事に取り入れてみて損はないのでは?
参考)STERON New Hope Network WebMED PubMED NCBI
フェヌグリークの使い方
フェヌグリークは淡泊な野菜と相性がよく、コクを出してくれます。例えばピーマンとジャガイモの組み合わせに使ったこのレシピ。ネパール本場のレシピですが、地味なピーマンが主役になるおいしさ。
オクラとも合います。
なお、フェヌグリークはしっかり加熱しないと苦味が残ってしまうので、真っ黒になるまで油でテンパリングして使うのがコツです。
砂肝を使ったお酒の肴になる砂肝のスパイスカレーなどもいかがですか?
あとがき
フェヌグリークには精力アップ以外にも、薄毛改善など中高年にうれしい色々な効果が期待されます!ぜひ、日常に取り込んでみてください。
それでは、また!