スパイス別健康効果

【ローリエ効能4選】温活に消化促進に、副鼻腔炎にも。ローリエティーのススメ

ブログご訪問ありがとうございます。スパイス香子です。ネパール人の夫と暮らすようになり毎日スパイス料理を食べるようになって風邪をほぼひかなくなりました。スパイスは料理をおいしくするだけでなく、色々な健康効果があります。そんな情報を集めてご紹介しています。

ローリエは、ローレル、ベイリーフとも呼ばれ3つの名前を持ちます。地中海料理によく使われるスパイス(ハーブのイメージ?)ですね。上品で深みのある香りをつけてくれて便利です。

そんなローリエにはいくつかの効能があるようですが、科学的にはエビデンスがまだまだ弱いというのが見解のようです。

 

ローリエって?

ローリエは、すがすがしい香りと苦味を持つスパイスです。オレガノやタイムに似た香り、どこかユーカリやしょうのうにも似た清涼感。肉類や魚介類の生臭さをやわらげる臭いけしの働きをしたうえ、上品な香りづけもしてくれます。

香り成分の50%程度を占めるシオネールによるものです。他にもオイゲノール、リナロールも含んでいます。この精油成分がカラダに良いと言われれています。

 

糖尿病に

1日1~3gのベイリーフのサプリメントを糖尿病の人たちに摂ってもらったところ、グルコースとコレストロールの値を下げることが示唆されました。こ

この結果から2型の糖尿病にも良い効果があることが考えられますが、これはローリエのパワフルな抗酸化作用を持つポリフェノールによるものと考えられています。

ある研究ではローリエのエキスを摂取したところ2型糖尿病のグループでは血糖値の減少がみられたことが報告されています。また、ローリエを煮出したお茶を日飲んだところ、コレストロール(HDL)の改善傾向がみられたという研究結果もあります。
ただし、食後のインシュリン値には影響がみられませんでした。食事で摂取したブドウ糖がインシュリンの働きによってエネルギーとして利用されるため、インスリン分泌が促されることが大切と考えると、この効果は十分とは言えませんが、期待のできるところですね。

参考)WebMD WebMD NCBI

 

副鼻腔炎の改善

シネオールが副鼻腔炎に効果があるという研究結果もあります。鼻の粘膜の炎症を抑えると考えられており、シネオールを多く含むローリエはすがすがしい香りもあり、リラックスさせてくれるので鼻づまりのイライラにもよいかもしれません。

参考)PMID

消化を助ける

代謝を助けるローリエは消化も助けると言われています。

NCBIによる動物を使った実験でも、消化の改善に効果があることが示唆されています。
料理に使えば、消化も助けてくれるなんて一石二鳥です!

参考)NCBI

香子
香子
お腹の張りにも効果ありとのこと。

 

食事の30分前にローリエ

食事30分前のローリエティーが食事の消化を助けてくれると言われてます。

鍋にローリエと水を入れて、強火にかけて沸騰させます。3分ほど沸騰したら火を止めて、フタを閉めて5分ほど蒸します。

少し苦味がありますが爽やかテイスト。苦味が苦手なら砂糖や牛乳を入れてもよいです。

 

あとがき

ローリエは地中海地方の料理に使われるスパイスというイメージを持つ方が多いのではないかと思いますが、お料理だけでなく、ローリエティーの歴史も長いそうです。ローリエの健康効果を効率的に摂取できる方法の一つですね。

それでは、また!

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