可愛いくておいしいだけでなく、栄養も高いイチゴ。ビタミンCが豊富で、虫歯にも良いと言われるキシリトールを含んでいます。漢方の素材の一つでもあり、喉のを潤し空咳を鎮めるそうです。
そんなイチゴとスパイスを合わせたコンフィチュールのレシピご紹介します。香り高いカルダモン、ナツメグ、ちょっと刺激の強いクローブもすべて今回使うスパイスは漢方薬にも並んでいます。カラダを温めたり、健胃の効果が期待できます。また、もともとジャムよりも保存食色の強いコンフィチュールですが、ミイラの防腐剤として使われた歴史のあるクローブの効果で、さらに保存性が高くなること間違いなし!
ヨーグルトに乗せて食べたり、シロップをパンに掛けたりして楽しめますよ。
【材料】
具材 | イチゴ…300g(ひとパック) レモン汁…大さじ1 三温糖…100g(重さの30~50%程度が保存が効くそうです) (A) カルダモンシード…1粒 クローブ…4~6粒 ナツメグまたはメース…すり下ろしたものひとつまみ |
スパイスを用意します
カルダモンシードはさやから種を出します。
ナツメグも、できればパウダーではなく、シードを自分ですりおろした方が香水のような芳香を楽しめます。
1、イチゴはヘタを取って洗い、キッチンペーパーなどで水気をふいておきます。
2、鍋にイチゴを入れて砂糖をふり掛けて混ぜて、1時間~置きます。
徐々に水が出てきます。でももっと出た方がいいです!
3、このくらい水気が出てきたら、(A)を加えて加熱を始めます。弱火~中火で焦がさないように。
4、あくが出てくるので取りながら30分~煮詰めます。
5、こんな感じのとろみが出てくれば完成です。火を止める直前に、レモン汁を入れてまぜます。
あとがき
ジャムに似ていますが保存食のコンフィチュールは、ジャムのようにつぶさないので果物の素材そのものを楽しむことができます。もともと保存食なわけですが、
スパイスを使うと香りに厚みが出るだけでなく、防腐効果があるスパイスを使ってるので保存食にはうってつけですよね。とはいえ、砂糖の分量によっては保存期間も変わってくると思いますので、数日のうちに食べきる方がよいと思います。
それでは、また!