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【レシピ】本場の大根アチャール マスタードオイルと焦がしフェヌグリーク

突然ですが、ネパールではどこの家庭でもビンに入れた「アチャール」を作っています。いわゆる漬物で、カレーのお供福神漬けみたいな感じの存在。

現地では「ピックル」とも呼ばれ(ピクルス)ます。

具材はいろいろ。大根が代表的ですが、人参やキュウリ、グリーンピースを入れることもあります。

漬け方も日本の漬物と同じで、浅漬け、発酵、ペースト状にするタイプなどいろいろあります。浅漬けも発酵も、コリコリした歯ごたえが楽しいです。

今回ご紹介するのは浅漬けタイプ。
個人的には発酵タイプが一番おいしいと思うのですが、太陽光の強い季節でないと作るのが難しいので、秋冬にはこちらの浅漬けタイプがおススメ。今回はダイコンで作りますが、キュウリや人参なども入れてもおいしいです。

【本格レシピ】太陽で発酵させる干し大根のアチャール(ムラコアチャール)インドやネパールの漬物をアチャールと呼びます。今回は初めて食べたとき悶えたほどおいしい干し大根の「ムラコアチャール」のレシピをご紹介します。「ムラ」が大根、「コ」は”の” という意味です。 大まかな作り方は、❶大根を干す❷干した大根をオイルとスパイスで漬け込んで発酵させるものです。完成までには2週間近くかかりますが、その価値あり! 漬け込まずに作る即席タイプもありますよ。...

 

【2人分 2日分】

スパイス 大根…200g
塩…2つまみ
(テンパリング用)
フェニグリークシード…小さじ1
サラダ油…大さじ1.5
唐辛子(青でも赤でも)…5本程度(あればでOK)(混ぜる)
ショウガ…小さじ1
レモン汁…大さじ1
ターメリックパウダー…小さじ1
クミンパウダー…小さじ1
チリぺパーパウダー…小さじ1/3(お好み)
煎り黒ゴマ…大さじ1
ブラウンマスタードシード…大さじ1

オイルは、マスタードオイルがあればベスト!

 

準備

1、ダイコンを拍子切りにしてボールにあけ、塩を掛けて手で揉みこんで30分置いておきます。

 

2、ショウガは細切りにして、スパイスを用意しておきます。黒ゴマはミルですっておきます。

 

3、その間に…ブラウンマスタードを乾煎りして擦ります。なお、マスタードシードは跳ねるので気を付けてください。
鍋を中火にかけてシードを入れ、色が濃くなり、ポンポンッと弾け始めたら、火から外して冷まします。

 

4、黒ゴマを擦ったミルに追加して、ブラウンマスタードシードも擦っておきます。(どうせ混ぜるから一緒で)

 

焦がしフェヌグリークのオイルを作ります

1、中に鍋をかけて、油を入れてフェヌグリークシードをくろーくなるまで温めます。唐辛子がある場合は一緒にテンパリングしてください。

フェヌグリークが十分真っ黒になったら、火を止めて油を冷ましておきます。

 

混ぜます

1、大根の汁気を捨てて(捨てる)のものをすべて入れてから、大根にショウガ、パウダースパイス、擦ったスパイスを混ぜます。

 

2、テンパリングしたフェヌグリーク・オイルを振りかけます。混ぜるのは手で混ぜる方がおいしい!味を見て足りなければ塩を加えます。

 

3、30分以上くらい置いておきます。

 

あとがき

発酵アチャールに比べれば、やはり風味は軽いです。コリコリとして美味しい!

なお、冬の季節、かの業務スーパーでは干し大根が売ってました。干し大根なら塩で水気を出す工程はスキップできます。マスタードとゴマの香ばしさ、フェヌグリークの程よい苦さがとてもおいしい一品です^^