突然ですが、ネパールではどこの家庭でもビンに入れた「アチャール」を作っています。いわゆる漬物で、カレーのお供福神漬けみたいな感じの存在。
現地では「ピックル」とも呼ばれ(ピクルス)ます。
具材はいろいろ。大根が代表的ですが、人参やキュウリ、グリーンピースを入れることもあります。
漬け方も日本の漬物と同じで、浅漬け、発酵、ペースト状にするタイプなどいろいろあります。浅漬けも発酵も、コリコリした歯ごたえが楽しいです。
今回ご紹介するのは浅漬けタイプ。
個人的には発酵タイプが一番おいしいと思うのですが、太陽光の強い季節でないと作るのが難しいので、秋冬にはこちらの浅漬けタイプがおススメ。今回はダイコンで作りますが、キュウリや人参なども入れてもおいしいです。
【2人分 2日分】
スパイス | 大根…200g 塩…2つまみ(テンパリング用) フェニグリークシード…小さじ1 サラダ油…大さじ1.5 唐辛子(青でも赤でも)…5本程度(あればでOK)(混ぜる) ショウガ…小さじ1 レモン汁…大さじ1 ターメリックパウダー…小さじ1 クミンパウダー…小さじ1 チリぺパーパウダー…小さじ1/3(お好み) 煎り黒ゴマ…大さじ1 ブラウンマスタードシード…大さじ1 |
オイルは、マスタードオイルがあればベスト!
準備
1、ダイコンを拍子切りにしてボールにあけ、塩を掛けて手で揉みこんで30分置いておきます。
2、ショウガは細切りにして、スパイスを用意しておきます。黒ゴマはミルですっておきます。
3、その間に…ブラウンマスタードを乾煎りして擦ります。なお、マスタードシードは跳ねるので気を付けてください。
鍋を中火にかけてシードを入れ、色が濃くなり、ポンポンッと弾け始めたら、火から外して冷まします。
4、黒ゴマを擦ったミルに追加して、ブラウンマスタードシードも擦っておきます。(どうせ混ぜるから一緒で)
焦がしフェヌグリークのオイルを作ります
1、中に鍋をかけて、油を入れてフェヌグリークシードをくろーくなるまで温めます。唐辛子がある場合は一緒にテンパリングしてください。
フェヌグリークが十分真っ黒になったら、火を止めて油を冷ましておきます。
混ぜます
1、大根の汁気を捨てて(捨てる)のものをすべて入れてから、大根にショウガ、パウダースパイス、擦ったスパイスを混ぜます。
2、テンパリングしたフェヌグリーク・オイルを振りかけます。混ぜるのは手で混ぜる方がおいしい!味を見て足りなければ塩を加えます。
3、30分以上くらい置いておきます。
あとがき
発酵アチャールに比べれば、やはり風味は軽いです。コリコリとして美味しい!
なお、冬の季節、かの業務スーパーでは干し大根が売ってました。干し大根なら塩で水気を出す工程はスキップできます。マスタードとゴマの香ばしさ、フェヌグリークの程よい苦さがとてもおいしい一品です^^