女の子に人気のドリンク「チャイ」は最近じゃカフェでも定番メニューですよね。マサラティとも呼ばれ、紅茶+スパイス(マサラ)で煮出すミルクティーです。
わたしの夫の故郷ネパールでは定番中の定番で、「チア」と呼ばれます。そして、実はチャイ・チアは健康ドリンクと言えます。そのキーはスパイスです。
ぜひ、おうちカフェに取り入れたいメニューです。
基本のチアの材料(4カップ分)
茶葉のおススメはCTC製法の茶葉です。後半でご紹介していますが、日本では紅茶好きの方くらいにしか知られていないようですが、CTC製法はミルクティに最適な茶葉なんです。
材料(4カップ分)
- 水…2カップ
- クローブ…3粒
- カルダモン…2-3粒
- シナモンスティック…1本分(2g)
- お好みでショウガスライス …1~2枚
- 砂糖…たっぷり!!(たっぷり入れると現地の味になりますが、お好みで)
- 紅茶葉…小さじ7g(小さじ大盛1杯)(ティーバックなら3パック)
- 牛乳…2カップ強(500g)
作り方
1、鍋に水、スパイス類、茶葉をすべて入れて強火にかけます。
※カルダモンは皮をむいて、中の種を出した方が香りが強くなります。
2、沸騰しだしたら、5分ほど沸騰し続けさせます。砂糖を入れて、さらに1分沸騰させたら、火を止めてフタをして2、3分蒸らします。
3、フタを開けて中火にし牛乳を入れて、沸騰直前に火を止めたら完成です。作りながら時々スプーンでかき回してあげてください。
CTC製法の茶葉がおススメ
チアにはCTC製法のこちらのお茶が最適です。CTC製法とは3つの工程で作られます。
- Crash つぶす
- Tear 引きちぎる
- Curl まるめる
工程の結果、茶葉は葉っぱの形状ではなくてこんな丸い形になります。
小さな小さな粒になってます。
茶葉の細胞組織が崩されているので、茶の抽出成分がすばやく溶け出します。また、特有の渋みがあるので、牛乳と合わせても紅茶の風味が生きています。
うちではこちらのネパール産のTOKLA TEAを使っています。値段もお得だしおいしいです。
あとがき
ネパールのチア、ミルクティーが定番ですが、牛乳を入れずにブラックで飲んでもおいしいです。「牛乳が重いなー」という日は、ぜひブラックも試してみてください。
また、もう少し刺激が欲しいというときはスパイスの量を増やすのではなくて、ブラックペッパーかロングペッパー、山椒の実(ヒハツ)を、少しだけ入れるとピリッとしますよ。
それでは、また!