セチュコです。今回はホウレンソウとパニールのスパイスカレーのレシピです。
サグパニールの「サグ」は「ホウレンソウ」です。多くのビタミン、ミネラルを含んだホウレンソウ。特に冬のホウレンソウは夏に比べればビタミンCが約3倍になると言われますからガンガン食べたいですよね。
※ホウレンソウはペースト状にするため、ミキサーかブレンダーを使います。
※豆腐の水切りは調理時間に含んでません。
【材料:2人分】
具材 | ホウレンソウ…3カップ(ぎゅうぎゅうに押し込んで) 木綿豆腐…1/5丁 玉ねぎ中…3/4個 トマト中…2個(トマト缶でもOK。その場合缶の半分) ニンニク…2かけ ショウガ…ニンニクの半分の量 |
スパイス | サラダ油…大さじ2 塩…小さじ1(お好みで)(スタータースパイス) クミンシード…小さじ1(パウダースパイス) コリアンダーパウダー…小さじ2 チリペパーパウダー…小さじ1/2(お好みで増やしてOK) |
豆腐の水を十分に切ります(料理の1~2時間前)
「パニール」はインドやネパールのチーズ。わたしたちがよく知っているチーズと違って、油っ気がなくてあっさりとしたもの。現地では、カレーやサラダ、グリルして食べるんですが、クセがなくて重すぎなくて、おいしいんです。
日本ではあまり売っていないので、今回は豆腐で代用します。(手作りもできるので別の機会にご紹介します)。
豆腐をパニールっぽくするため、できる限り水気を切ります。
豆腐をお皿に乗せて、そのまま電子レンジに入れて、3分かけます。水気が出てきているので水を捨てたら、キッチンペーパーで豆腐を包んで皿に乗せます。上からさらに皿を乗せて重たいものを置いて、冷蔵庫に入れて1~2時間おいてください。
具材、フレッシュスパイスの準備をします
玉ねぎとトマトは粗いみじん切り、ホウレンソウは1、2センチ程度にカットします。
トマト缶を使ってもOK。
写真ではカットトマト缶を使ったときです。ホールのトマト缶の場合はトマトをほぐしておきます。
フレッシュスパイスのニンニクとショウガはすり下ろします。
ホウレンソウの下ごしらえをします
1、鍋に油大さじ1をひきます。
2、油が温まったらホウレンソウを入れます。
3、しなったら加熱は完了。
4、ほうれん草の粗熱を覚ましたら50㏄の水を加えてブレンダーやミキサーにかけて、粗いペースト状にします。
トマトペーストを作る
1、テンパリングします。鍋を中強火にかけて、油が温まったらクミンシードを数粒入れ、シュワシュワと泡が立ったら全部のクミンシードを入れます。
2、クミンの色が少しブラウンになって、香りが立ってきたら、玉ネギを投入してなじませて炒めます。
3、玉ねぎがきつね色になったら弱火にして、ニンニクとショウガを投入して混ぜて炒めます。
4、ニンニクとショウガもきつね色になるまで炒めます。
5、トマトを投入して、強火にしてなじませます。
(トマト缶を使っていない場合トマトの水分を出すようにヘラでつぶしながら炒めます。)
6、トマトが崩れたらパウダースパイスと塩を入れてさらに加熱してペースト状にします。
7、スパイスがなじんだらフタをして、1分ほど煮ます。
(缶を使っていない場合はトマトから水分が出てきます。)
この写真はトマト缶を使っています。フタを開けるとこんな感じ。フレッシュトマトを使っている場合は、水分がもう少し出ていると思います。
8、ホウレンソウペーストを投入して、混ぜ合わせます。
9、味を見て足りなければ塩を追加し、パクチーの半分を追加してなじませて5分加熱します。
10、豆腐を小さくお好みの大きさにカットして、投入します。なじませて1分ほど炒めます。
豆腐がカレーになじんだら完了!
あとがき
豆腐についてはネパール人の夫も「パニールと変わらない」と驚くデキです。
「ミキサーを使ってまでサグパニールを作るのは面倒だな~」なんて以前は思っていましたが、作ってみれば30分で手軽にできてしまいます(豆腐の水切り時間以外)!ホウレンソウにトマトに、豆腐、そして抗酸化作用のあるスパイスたち!ということで、食べるだけで体調がよくなるような気になるカレーです。