今回はサバ缶を使ったお手軽スパイスカレーのレシピをご紹介します。
サバ缶には、カラダによいオメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(イコサペンタエン酸)を手軽に摂ることができるので、とても便利。DHAもEPAも、高血圧に予防に効果があると言われますが、それ以外にも期待できる健康効果があります!
DHAは、中性脂肪を下げたり、脳や神経の発達を促したり、また、最近ではアトピーやアレルギー、網膜反射機能の向上、制ガン作用などへの効果もあると言われています。EPAは、血栓による病気の予防、血中脂肪・コレストロールの濃度を下げると言われています。
ところがどちらも、酸化に弱いそうです。せっかく摂っても、酸化して効果が薄れるのは残念です。でも大丈夫!このレシピでは、抗酸化作用のあるスパイスを使います。さらにホウレン草のビタミンEを合わせて、酸化を防ぐことができます!
参考)TBS
【材料:2人分】
具材 | (カレー部) 玉ねぎ中…1個 カットトマト缶中…1/4 ニンニク…ひとかけ ショウガ…ニンニクと同量 (具) ほうれん草…カップ3(ギューギューにつめて) サバ水煮缶…1 カシューナッツ…10粒くらい |
スパイスなど | サラダ油…大さじ1.5 (テンパリング用) クミンシード…小さじ1 クローブ…3,4つ (途中で投入用) ターメリックパウダー*… 小さじ1/2 クミンパウダー*… 小さじ1/2 チリパウダー*… 小さじ1/2(お好みで) 塩*…小さじ1 |
具材とフレッシュスパイス、スパイスを準備します
1、玉ねぎは粗くみじん切り、ニンニクとショウガはすっておきます。ホウレン草は3㎝くらいの長さに切ります。
2、サバ缶とカットトマト缶も用意。
カレーソースを作ります
1、中火にかけた鍋に油を入れて、クミンシード、クローブを入れて加熱(テンパリング)します。クミンシードがシュワシュワと泡に囲まれて、すこし色が濃くなればOKです。
2、中火で玉ネギを入れてキツネ色になるまで炒めます。加熱が足りないと玉ネギの甘みでカレーが甘くなってしまうので、なるべく濃い色になるように。キツネ色になったら、火を弱めてニンニクとショウガを入れて、これらもキツネ色になるまで手早く炒めます。
3、玉ネギがキツネ色になったら、トマトを追加して玉ねぎとなじませます。
4、次いでパウダースパイス、塩を投入してよく混ぜて2、3分炒めます。
5、コップ半分(具材リスト外)を入れて、フタをして5分間蒸し煮にします。
具材を追加します
1、フタを開けて味見して足りなければ塩を追加します。味を調えたら、サバ缶を入れて、ざっくりとほぐします。
2、ホウレン草を入れてフタをして、3分ほど蒸し煮します。
3、フタを開けてホウレン草をカレーソースと混ぜて、カシューナッツを追加して混ぜたらフタをして1分蒸し煮します。
以上で完成です!
あとがき
サバ缶もホウレン草も柔らかいので、カシューナッツで口当たりに変化を加えてみました。カシューナッツが含む亜鉛も抗酸化作用があるので、スパイスと合わさって、めちゃ酸化を防いでくれそうです!
トマトはトマト缶を使うと、酸味が強くなるのですが、サバの臭みが酸味で抑えられますので、匂いが苦手な方、ぜひ試してみてください。
それでは、また!