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【ショウガ】世界中で愛される定番ヘルシー食材 料理にもお菓子にも~ホームジンジャーエールのススメ

当記事ではショウガについてご紹介しています。

豚肉の生姜焼きはショウガを使った定番メニューですが、肉を柔らかくする作用をうまく使ったレシピです。また、生魚によく使われるのは、臭み消しや殺菌作用を利用するものです。また、料理だけでなく菓子類にも使用できます。そんな生でもドライでも使い勝手の良く利用範囲が広いスパイスの一つ。

それでは詳しくご紹介していきます!

科名 ショウガ科
原産地 熱帯アジア、インド
利用部位
別名 アドゥワ
用途 香りづけ、臭いけし

特徴

加熱で変わる甘い香りとシャープな辛味

甘みのあるすがすがしさと、さわやかな辛味のウッディな香りが特徴。

日本ではフレッシュで使うことが多いです。すりおろしたばかりのショウガは、辛みとともに、まるでレモンのような爽やかな香りがあります。

一方、欧州ではドライタイプが多く使われています。ドライタイプは水分が抜けている分濃度が高くなるので、香りは弱くなりますが、辛みが強く感じられます。

 

ショウガの香りと辛み成分は加熱によって変化をします。

加熱するとフレッシュな香りは弱くなり甘い香りが出てきます。辛味成分も弱くなります。

  • 香り成分はフレッシュなときあるネラールやゲラニアールが、加熱するとネロールという成分が生成されます。これは甘い香りです。
  • 辛味成分は不揮発性のジンゲロルやショウガオール。血液循環をよくしてカラダを温める作用があります。ショウガオールは加熱したり乾燥させると生成されます。

 

なお、加熱しても残っている成分が臭いけしの作用があると考えられます。

 

香子
香子
ちなみにチューブのショウガペーストが流通していますが、この生のすがすがしいレモンのような香り成分は含まれていないようです。

 

よいショウガの見分け方

地下に生える根茎がショウガです。硬く、あまり繊維質でないものが質のよいショウガです。特に四国のものは良質と言われます。

 

香子
香子
ジンジャーの語源はサンスクリット語「ジンガベラ」で、ジンジャーの根茎が鹿の角に似ていることから、”角の形をしたもの”という意味で呼ばれました。
ネズリー
ネズリー
ちなみに同じショウガ科だけにターメリックは、ショウガにすごく似てますす。

 

日本では成熟度で違う呼び名

現代は通年流通していますが、旬は9~11月です。

若いうちに収穫されると”新ショウガ”として流通します。

新ショウガは見た目もなんだか若いかんじw

 

成長したものは”老成(ひね)ショウガ”と呼ばれます。通年で流通するのは「ひねショウガ」ドライも「ひねショウガ」が使われています。

香子
香子
「ひね飯」など古いという意味の”ひね”と同じですかね。日本酒の劣化した匂いもひねか(老香)と言いますね。

 

使い方のコツ・お料理例

フレッシュもドライも臭いけしや香りづけに使うことができます。
旬である初秋に収穫される秋ショウガは日本料理によく使われます。殺菌作用や臭いけしは刺身などの生魚によいし、煮物や焼き物などに薬味として合わせられます。スライスしたりすりおろして使います。

健康効果を得るには皮ごと

ショウガのポカポカパワーは近年有名ですよね。

関与成分であるショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオ
ール)は胃や腸に存在する Transient-receptor potential vanilloid 1(TRPV1)レ
セプターを活性化させ、交感神経系を介して熱産生を亢進し 1,2)体温を上昇させ
ると考えられている。(伊藤園

このパワーを持ったポリフェノールは皮のすぐ下に多く含まれています。なので、皮をむかずに使うのがよいです。

 

臭み消しだけでなくて肉を柔らかくする

くさみ消しや殺菌作用があるので、生ショウガは肉や魚料理によく使われますが、特に白身魚、豚肉との相性がよいです。ショウガの持つ消化酵素は同時に肉を柔らかくしてくれるので一石二鳥です!

 

菓子や飲料に

ヨーロッパなどではドライのショウガを使うことが多く、パンやビスケットやケーキなど焼き菓子にも使われます。これは、ショウガの辛味感が、砂糖の甘さを弱めることから果物類などのアクセントにも使われています。


ジンジャーエールもその一つ。ピリッとした辛味と甘みがマッチしておいしいですよね。

お手製ジンジャーエールの作り方

【材料】2人分

  • ショウガ…スライスしたもの3~5枚
  • ハチミツ…40g
  • レモン汁…小さじ1
  • シナモンスティック…1㎝くらい
  • 鷹の爪…一つまみ
  • 炭酸水…適量

炭酸水以外の材料、ショウガ、ハチミツ、シナモンステック、鷹の爪、レモン汁を加えた水をゆっくり煮詰めてジンジャーシロップを作ります。冷ましたら炭酸水で割るだけです!

 

 

インドやネパールではカレーに家庭医療にと大活躍

スパイスカレーでも、必ずおろしたショウガとニンニクを使い、風味を出すのに使います。ジンジャーとガーリックはすりおろして必ず投入しますが、このペアをGGと呼んだりします。

【ショウガ効能】加熱がカギ!体を温めて消化を促し、殺菌!鎮痛効果もショウガの健康効果についてご紹介しています。 スパイスカレーにも絶対に欠かせないショウガは、インドの伝統的なアーユルヴェーダ医療で...

また、紅茶に入れるのも一般的。スライスしたショウガを水に加えて沸騰させたお湯で紅茶を入れます。風邪をひいた時などの定番の家庭医療ですし、ニンニクとオイルで一緒に煮つめて関節痛に塗り込んだりします。

 

あとがき

スパイスカレーには欠かせないショウガは、うちは常備している食材の一つ。カレー以外にもすって紅茶に入れて飲んだり大活躍です。加熱をした方がカラダを温める効果が増すということで、積極的に取り入れていきたいです。

それでは、また!